英語を英語で勉強すれば効率的なの?知らないと勘違いしてしまうこと

英語を英語で勉強すれば効率的なの?知らないと勘違いしてしまうこと

英語を英語で勉強すると効率的と紹介されることはしばしばあります。「英語なんだから英語で勉強するのが良い」と何となく論理的な勉強方法に思えます。でも、そんなことありません。英語で英語を勉強するのは注意が必要です。知らない人がたくさんいます。特に初心者や中級者の方は勘違いする方が多いのではないでしょうか。

ここでは英語を英語で勉強する際に必ず知っておきたい注意点をお伝えします。

英語を英語で理解しなければ、そもそも勉強になりません

英語を「理解」しないといけない

英語を英語で勉強するのは、確かに効率的のように思えます。ただ、誰でも認識できる事実をスルーしていませんか?それは、「何を言っているか理解できないと勉強のならない」という事。

英語を日本語で勉強した方が、スムーズに勉強できて効率的になるシーンはたくさんあります。

比較:英語を英語で勉強する時と日本語で勉強する時

例えば、「write」。これを英語で勉強するとします。英語を英語で勉強する訳ですから、意味を英語で調べることになります。writeを英語で調べてみましょう。今回は、僕の大好きなOxford Learner’s Dictionariesで調べてみました。

writeの意味は、
「to make letters or numbers on a surface, especially using a pen or a pencial」

出典:Oxford Learner’s Dictionaries

「特にペンなどを使って、文字や数字を表面に書くこと」
というような訳になります。

ものすごく難しくないですか?なぜ難しいのかというと、英語で理解しようとすると「文法・英単語」を理解しないといけないからです。一方で、日本語でwriteを調べた時、せいぜい「書く(動詞)」くらいで済みます。日本語で勉強した方がはるかに効率的ですよね。

それをわざわざ英語で勉強するとなると、英語で理解しなければいけないんです。

しかもこれには、英語能力そのものが必要となります。文法理解・英単語理解が必要になります。今回は、英単語を英英辞典で調べてみたのですが、これがもしネイティブ講師との対面で勉強することになるとどうでしょう。

対面状態では、リスニング・スピーキングの英語能力が必要になりますよね。そうなると到底勉強どころではなくなってしまうのではないでしょうか。

体験談:英語で英語の授業を初めて受けた時

ここで、僕が専門学校で英語の授業を受けた時の体験談をお伝えします。当時の僕の英語能力はTOEIC500点前後だったでしょうか。正式にテストを受けたことがなかったので、はっきりはわかりません。海外の友達とラインや電話、飲み会などは機会があれば参加していました。それなりに楽しむこともできたレベルです。

初授業は、ネイティブ講師で英語を英語で勉強するというものでした。正直ほぼチンプンカンプンで、好きだった英語が苦痛に感じる程でした。理由は、以下。当時を回想して、羅列していきます。

  • 何を指示されているのかもわからない。
  • 次に何をすればいいのかもわからない。
  • 教科書の何ページを見ればいいのかはわかる。
  • グループワークで何について、やればいいのかわからない。
  • なんか指示されたみたいだけど、わからない。周りはせっせと指示に従って何かをやり始めている。

などなど。「周りはできているのに、自分はどうしたらいいのかわからない。」というのは、何とも言えない感情になります。

英語で英語の授業を受けていた時:克服方法

ちなみに、自分の克服方法は「とにかく英語を勉強。授業中は全集中。」くらいでした。

結局慣れの問題もあったので、徐々に授業はできるようになりました。当時、授業を受け始めて3ヶ月後くらいにTOEICを受けた際は、575点でした。

学校のクラス分け割り当てられたクラスなので、「なんとかなるだろう」という気持ちもありました。

英語を英語で勉強する時の最大の注意点は、「文法+基礎単語はきちんと理解できているかどうか」です。

英語を英語で勉強する時に知っておきたい事はコレ

知っておくべきこと

結論としては、英語を英語で勉強するのは初心者にはおすすめしません。英語を英語で勉強するには、英語自体の基礎力が必要。最低限、文法+基礎英単語は理解できていないと、英語で英語を勉強している意味がないのではと思います。理由は、「理解できないから。時間が掛かるから。」です。

英語で英単語を調べた際に、調べた意味が英文。その英文の中にわからない単語があったら、その単語も調べないといけません。「比較:英語を英語で勉強する時と日本語で勉強する時」のwriteの意味の中に、「surface」がありましたが、この単語がわからなければわざわざ「surface」も調べなければいけません。時間掛かりますよね。日本語調べると、「書く」。たった二文字です。

基礎を身に付けてから英語を英語で勉強

英語を英語で勉強するのは、少なくとも中級者以上~がおすすめです。「自分が英語で使えるフレーズや、ある程度海外の人と話せる状態になってから、いざ授業!」という流れにした方がいいです。

ちなみに、これは海外への語学留学でも言えることでしょう。関わったことのある英語の先生曰く、TOEIC600点程度くらいを国内で取ってから語学留学へ行った方が効率的とおっしゃっていました。僕自身も英語の基礎は日本での勉強した方が良いと思うし、良質な参考書は日本に山ほどあるので、それらを勉強して基礎力を付けてから、英語を英語で勉強するという流れの方が良いと思います。

英語を英語で勉強する時にメリットを得られるレベル

英語を英語で勉強する時にメリットを得られるレベル

英語で英語を勉強して、存分にメリットを感じることができるレベルは僕の経験上以下の学習者さんです。

「TOEIC500点~TOEIC600点程度ある方。」

当然、上記以上の英語力がある方もメリットを活かせるでしょう。

上記の点数がなぜメリットを感じることができるかというと、英語を英語で勉強する際に、最も大切なことを身に付けている!と言えるからです。じゃ、大切なことってなに?というと、以下のこと。

  • 英語の文法の理解
  • 基礎単語の理解

英語を英語で勉強する時に知っておくべきこと:まとめ

英語を英語で勉強する際は、必ず英語の基礎を身に付けてからです。「英語で何を言っているのか、英語で何が書かれているのか」これらが最低限理解できないと、勉強になりません。基礎であれば、ほとんどのことが日本語の参考書で事足りますし、日本人の先生の指導がとても有用です。

「英語を勉強するなら英語で勉強しないとダメでしょ!だから日本人は英語ができないんだよ!」というのは相当安直です。何も知らないの英語を英語で教えられても、何も理解できないです。勉強になりません。

適切なステップを踏んで、英語を英語で勉強するようにしましょうね。

と言いつつも、僕も英語初心者の頃YouTubeでゲーム実況を英語でめちゃくちゃ視聴していました。勉強要素はそこまで意識していませんでしたが(笑)