英語の長文が読めない!読めるようになるための原因と解決方法

- 短い文章は読めるのに長い文章になると、頭に入ってこない
- 長文問題はいつも時間切れになってしまう
- どんな勉強方法をしたら良いのかわからない
僕はTOEIC790点です。リーディングの方が点数が高くて、405点です。僕が実感している長文問題での解決方法や勉強方法を紹介します。
ここでは、TOEIC700点未満の方・英検準一級を目指している方へ向けてお伝えします。
英語の長文を読めるように!できない原因3つ
英語の長文ができない原因を3つ厳選して紹介します。
英語は長文が苦手!頭に残らない
英語の長文が苦手な方は、ほとんどの方が読んでも頭に残らないという方が多いのではないでしょうか。
僕自身、「なんとなく読めてるけど、なんか全体的によくわからないな」
という感じでした。ゆっくり読めば、「もう少し理解度が深まって、読めた気になる」という感覚が続いていました。
それでは、テストの正答数が上がりませんし、英語力自体の向上につながりません。
長文のためのトレーニングが必要です。
英語の長文問題はいつも時間切れ
特にTOEICなど時間に余裕のないテストだと、英語の長文問題で時間切れになることが多いですよね。
TOEICは少し特殊なテストかもしれませんが、英語の長文問題では、読解がスムーズにできないといけません。
そうしなければ、問題に答えるのに時間が掛かってしまいます。
どんな方法で長文問題の勉強をしたらいいかわからない
英語の長文を読めるようになるために、どのようなトレーニングをしたらよいかわからない方もいるでしょう。
英語の長文読解には、長文読解のための勉強法を採る必要があります。もちろん、毎日リスニングばかりしていると、リーディングは伸びませんし、できるようになりません。
英語の長文ができるようになるための思考
ここでは、英語の長文ができるようになるための思考をお伝えします。
英語の長文が頭に残らないのは文法・単語力不足
「英語の長文が読めない」「頭に残らない」という場合は、そもそも文法や単語力が不足している場合が多いです。
ここで注意したいのが、知っている語彙や文法を増やすのではなく、定着している語彙や文法を増やすことです。
「定着」と言ってもよくわからない方もいるでしょう。
定着している=使える
単語や文法が定着している状態は、単純に使える状態のことです。英語力は不可視です。自分自身では成長を感じづらい学習です。
そのため、ひとつの指標として、「使える英単語や文法はあなたの頭の中に定着した英語」と考えておきましょう。
定着した英語はリーディングできます。長文に強くなります。
TOEICでいつも時間切れ!時間配分と切り捨てる問題
英語の長文問題で読めない時が多々ありますよね。特にTOEIC!そんな時は、時間配分とわからない問題の切り捨てが必要です。
1問あたりに使える時間がテストでは限られます。時計を見て、時間が掛かりそうならその問題はあきらめるべき。
次の問題でリフレッシュした気持ちで長文に取り組むのが先決ですよ。
TOEIC:目標点数ごとの切り捨て問題数目安
- 500点:35~40問
- 600点:30~40問
- 700点:30問未満
僕の肌感覚では上記が切り捨て目安です。700点以上を目指すのであれば、30問の切り捨て数は少し多いです。「700点以上であれば最低でも30問の切り捨て問題数」と考えましょう。
長文読解で文法を意識しましょう!スラッシュリーディング
英語の長文ができるようになるためのコツとして、スラッシュリーディングというものがあります。
スラッシュリーディングは、文法的な区切りを付けて、文章の塊ごとに読んでいく方法です。
スラッシュリーディングのやり方
Independentの記事「Advice for parents and children adapting to remote education during lockdown」の冒頭一文を抜粋して例を解説します。
For eight-year-old Tyler, remote learning has allowed him to play in the mud and explore on his bike while also discovering a love of maths.
直訳:リモート学習は8歳のTylerくんに泥遊びや自転車での探検をさせてしまう一方で、自身が算数好きという発見もあった。」
かみ砕くと「リモート学習では8歳のTylerくんが遊んでしまう。でも算数好きに気付くきっかけも与えた」という感じです。
For eight-year-old Tyler, / remote learning / has allowed him to play in the mud / and / explore on his bike / while also discovering a love of maths.
【要所を解説】
For eight-year-old Tyler:文章全体が誰の事について話しているのかを伝えている(8歳のTyperくん)
has allowed him to play in the mud:himはTylerくんのこと。
allow ○○ to doで○○に~するのを許す
and:「play in the mud」と「explore on his bike」の同格のand
while(一方で):文法・SV while SV
【毎日使おう】英語の長文読解のための教材・アプリ・サイト
毎日使える英語の長文読解のための役立ち情報をお伝えします。
公式テストの問題集:目標に一直線に勉強することが可能
TOEICであれば、公式テスト問題集。英検であれば、過去問。目標が明確であれば、一択です。運営元が発行している過去問をまずはやりましょう。
<p自身の目標のテスト問題集を使用するのがおすすめです。< p=””>
TOEICの点数をあげたいのに、英検の問題集をやっても効果が希薄です。全くないわけではありませんが、目標に沿った問題集を使った方が、結果が伴いモチベーションにもつながります。
無料アプリ:English Audio Book(TED音声)
English Audio Bookについて
- 料金:無料
- 音声ダウンロード機能:あり
- スクリプト:あり
長文読解に特化したアプリは僕の知る限り少ないです。そのため、代用したいのがスクリプト付きのアプリ。
英語学習者なら誰もが知るTED。テッドのスピーチをダウンロードして聞けるアプリです。
ジャンル毎にも分かれてるため、好きなジャンルを選んで視聴することも可能です。
長文に限らず、英語の勉強法を調べる際、頻繁に耳にするのがTEDですよね。
TEDの動画に触れたことのない方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
English Audio Bookにはスクリプトもあります。それに無料。音声のダウンロード機能もあります。
ニュースサイト:毎日英語の長文に触れることができる
英語の長文トレーニングの際に、頻繁に使っていたのは、The Independentというニュースサイトです。
さまざま英語のニュースサイトで長文にチャレンジしましたが、このサイトが一番よかったです。
理由は、文章が長すぎない。他のニュースサイトだと、何回もスマホをスクロールしなければ、いけなかったりします。
The Independentでは、ほとんどの記事が1回のスクロールで済みます。長すぎないためストレスになりにくかったため、このサイトで長文トレーニングをしました。
初心者の方であれば、VOAがおすすめ。
レベル別にニュース記事を読むことができます。レベル毎に語彙数を制限した記事が載っています。BEGINNERレベルでは、文字数もストレスにならないように比較的少なくないです。
VOA Learning English:https://learningenglish.voanews.com/
英語の長文読解のために音読はやるべき?
英語の勉強で音読はどの先生も「やりましょう!」と頭ごなしに言ってきます。
本当にやる必要があるのかを、僕の経験談をもとにお伝えします。
英語の勉強で音読はやるべき!
音読はやるべきです。英語力そのものの向上につながるので、やるべき。
とてもおすすめします。ただ僕はあまり音読やシャドーイングは行ってきませんでした。
僕の経験談となりますが、英語で会話をしている時話せる英語は漏れなく読めます。言い切れます。
そのため、文章を理解して読めるようになり、音読で言葉にできるようになれば、その文章はクリアできた!ということに繋がります。
</p自身の目標のテスト問題集を使用するのがおすすめです。<>