英文スピーチでの勉強は興味のある題材(わかりやすさで選んでませんか?)

英文スピーチでの勉強は興味のある題材(わかりやすさで選んでませんか?)

英語スピーチで勉強する方はたくさんいますよね。スピーチで英語の勉強をするときは、わかりやすさはさることながら「感銘を受けるスピーチ」で勉強をすると、新しい表現のインパクトも残りやすいです。

今回、紹介するのは2017年のアメリカ空軍の士官学校校長・ジェイ・シルベリア中将のスピーチ。士官学校の予備校内で起こったことについて触れています。

たまたまYouTubeをサーフィンしていたらこの動画ができて、「if you can’t treat someone with dignity and respect, then get out」という言葉が印象的で、どうしてもシェアしたかったので、今回この記事を書きます。

特に、英文スピーチで勉強を試みたい方へお伝えします。

今回お伝えする動画
「他人を尊重できないなら出ていけ」米軍士官学校の校長/BBC News Japan

※スピーチというよりも、日本でいうところの全校集会という要素もあるでしょう。今回は、わかりやすくスピーチと記述します。

英文スピーチで学習する時は興味があるもの使用する理由

  • 英語の勉強より大切なこと:あなたの心に響く
  • 心に響くと記憶しやすい
  • 興味がないものは続かない

上記のようなことが、英文スピーチで学習する時に興味のある題材を使用する理由です。そもそも良いスピーチは心に響きます。思考を変えるきっかけとなってくれます。興味のあるものを利用することで、途中で投げ出す可能性は低くなり記憶の定着にも寄与することでしょう。

スピーチの題材選びは冒頭一文を聞いてください

英語や日本語に関わず、スピーチは冒頭一文で、スピーチの内容がすべてわかるものです。全てをしっかり聞いて、「あ、これで勉強しよう!」と言う風にする必要はありません。

今回、紹介するのは2017年のアメリカ空軍の士官学校校長・ジェイ・シルベリア中将のスピーチです。内容は、差別についてです。

紹介する英文スピーチは5分程度の長さですが、冒頭の一番でどんな内容なのかわかります。

英文スピーチ:内容理解は冒頭の一文

「you may have heard that some people down in the prep schoool wrote some racial slurs on some message boards」

日本語訳
「君たちはもう聞いたかもしれないが、(士官学校)予備校で誰かが人種差別的な侮辱を伝言板に書いた」

「他人を尊重できないなら出ていけ」米軍士官学校の校長/BBC News Japan

上記がスピーチの冒頭の一文です(日本語訳は少し言葉を足してます)。全く内容のわからない方でも、これからどんな内容をスピーチするのか、一発でわかるのではないでしょうか。内容の理解は、勉強の中の手助けとなります。

英語の勉強:英文スピーチ内の単語・文法・表現

英文スピーチ内の難しい表現について触れます。

勉強:英語スピーチ内の表現・単語

  • prep school = preparatory school = 予備校
  • prep school = 士官学校へ行くための予備校
  • racial = 人種差別的
  • slurs = (名詞)中傷、(動詞)けなす・中傷する
  • airman = 空軍兵士
  • be outraged = 激怒する
  • faculty = 施設
  • aspect = 部門・側面
  • apply to us = 私たちには関係ない
  • with dignity = 尊厳を持って
  • with respect = 敬意を持って
  • tone-deaf=(形容詞)音痴、感覚が鈍い、ずれた(感覚)

文法と表現:英文スピーチ中のtone-deaf

スピーチ内で「we would be tone-deaf……」という表現が現れます。この一文を抜粋してtone-deafと文法を解説します。

  1. we 「would」 be tone-deafのwouldを抜く
  2. SVCの文章が完成(we are tone-deaf)
  3. S=Cなので、「私たちは感覚が鈍いです」という訳になる
  4. wouldを加えることと、「Be動詞の【事実】という部分が薄れて、【仮定の話】になる」
  5. 「we woud be toune-deaf=感覚が鈍いだろう」

wouldは、文法的に仮定法として使われています。tone-deafは辞書的に音痴となりますが、礼文を加えた方が覚えやすいです。日本語でいう「○○音痴」というニュアンスです。感覚が鈍い人のことを特に指すことになります。

文法SVCを取る英単語

Be動詞はSVCの文型でCの部分に形容詞を取ることができます。他にも、SVCのCが形容詞を取ることのできる単語は以下。

hold / grow / keep / remain / get / come / continue / fall / turn / lie / stay / sit / stand /seem /look
など

英文スピーチ:勉強は興味のある題材を使うこと

今回、紹介したのは士官学校の予備校で起こった問題について学校長のジェイ・シルベリア中将のお話でした。強い態度の心に響く内容。個人的にものすごく心打たれました。

英語の勉強題材として使うのであれば、自分自身の興味のある題材を使うべきです。思考に訴えかけてくれますし、新しい表現などに対するインパクトが違います

YouTubeでは、公式に公開されている英語のスピーチがたくさんあります。BBC News Japanのように日本語字幕が付いているものもたくさんあるので、ぜひ利用しましょう。