英検準1級の必要単語数と実際に使用したおすすめ単語帳を紹介

今回は、英検準一級の目安レベルや必要単語数、実際に使用した単語帳を紹介しますね!英検準一級の必要単語数は2級に比べてかなり差があり、挫折してしまうポイントの一つ。そんな方のために実際に使用した単語帳や使用感、勉強方法もお伝えします。ぜひ参考にして合格を目指しましょう!
「英検準一級で暗記する単語が多すぎる」「どのくらいの単語を覚えなければいけないの?」「合格した時、実際に使用していた単語帳が知りたい!」という方のために有益な記事になっています。
この記事でわかる3つ
- 英検準一級に必要な単語数(自分の総語彙数がわかるサイトも)
- 実際に使用していた単語帳2つ
- 実践した単語暗記方法(参考のため)
英検準一級はどんな試験?
ご存知の方が多いと思いますが、英検準一級の試験は年に3回。一次試験と二次試験があります。一次試験ではリーディング・リスニング・ライティング。二次試験ではスピーキングの試験となります。
一次試験の試験内容
リーディング・ライティング(90分)
リスニング(30分)
合計:120分
二次試験の試験内容
スピーキング
一次試験に合格した人は必ず二次試験対策をしてくださいね。試験冒頭の4コマ漫画の説明は、起承転結を意識。面接官からの質問では、YesかNoか!立場をはっきりさせることを忘れないようにしましょう。
ちなみに、一次試験に受かった二次試験に落ちてしまった方は向こう3回分の一次試験は免除されます。
英検過去問
(引用:公益財団法人日本英語検定協会)
英検準一級の必要単語数は?
【準1級の必要単語数】
7500~9000単語ほど
【英検準1級と英検2級!必要単語数の差】
2900単語以上
英検準一級の必要単語数は7500から9000単語ほどです。2級に必要な単語数が3800~5100単語と言われているので、1級と2級の差はかなりあります。英検準一級の勉強で挫折してしまうポイントですよね!
覚える単語数が多くて挫折してしまう方へアドバイス
毎日コツコツ勉強を続けることが大切です!試験の数日前にパッと覚えてしまう人は別ですが、なかなか難しいですよね。僕自身、電車の中や机の上でじっとしながら勉強するのが苦手でしたので、語彙強化が一番つらかったです。
語彙強化はかなり地道な作業なのでコツコツ毎日勉強するようにしましょう!ちなみに、英検準一級は1、2回落ちるのは当然といわれる試験です。あまりストレスを溜めずに気楽に勉強しましょう。
自分の総語彙数がわからない!という方におすすめサイト
自身の語彙レベルがわからないという方は下記のサイトを参考にしてみると、ある程度わかりますよ!私も実際によく使っているサイトです。どの程度の語彙数があるのか一度確かめておきましょう!
チェックボックスのとなりに英単語が示されています。1つ以上意味を知っている英単語にチェックを入れてくださいね!最後に簡単なアンケートに答えて、フィードバックを受けることができます。ちなみに、英語のサイトととなります!
自身の語彙数がわからない方はココで調べよう
Test Your Vocabulary:http://testyourvocab.com/
Test Your Vocabularyの使い方を知りたい人はこちら: 英単語力の調べ方【おすすめ】Test Your Vocabularyの使い方
英検準一級:合格の目安レベル
英検準一級は大学生の中級レベルと言われています。問われる能力としては「社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる」。
4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)では、社会性の高い話題などを理解や、やりとりすることができるレベルです。
(参考:公益財団法人日本英語検定協会:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/criteria/)
英検準一級のレベル:TOEICスコアでどれくらい?
英検の合格ラインをTOEICで相関すると730点前後~800点強と言われています。
また、留学を目指す人なら知っているTOEFL iBTとの相関は、80~90点程度のレベルと言われています。
TOEIC:730点前後~800点強
TOEFL iBT:80~90点程度
【体験】英検準一級とTOEICのレベル
僕の勝手な解釈ですが、TOEIC730点前後で英検準一級合格は相当きちんとした対策をしなければ難しいのではないかと思います。
- TOEICの勉強をたくさんした人の730点
- TOEICの勉強を全くしていない人の730点
この2つでは、なんとなく点数の意味が変わりますよね。
英検とTOEICではテストの性質が変わります。英検には英検なりの対策、TOEICにはTOEICなりの対策をする必要がありますよ。
英検準一級のために実際に使った単語帳2つ
実際に使った単語帳は2つです。両方とも旺文社の単語帳。
- 英検準1級 でる順パス単(おすすめ)
- CD付 英検準1級 文で覚える単熟語
(おすすめ)使用した使い方1:英検準一級 でる順パス単
でる順パス単の方をかなり使い込みました。ちなみに、僕の場合は旺文社から出ている英検準1級 でる順パス単のアプリバージョンも買いました。理由は「注意!アプリを購入した理由:聞き流すために購入はしていません」で説明しますね。
【単語覚え方】でる順パス単:実際に使用した暗記方法
10単語ずつ以下の勉強法で単語を覚えました!
- 手順1
10単語ずつ日本語訳と発音を確認 - 手順2
日本語訳は見ないで、もう一度単語と発音を確認
(意味を瞬時に思い起こせるかをテスト) - 手順3
手順1と手順2を3回ほど繰り返す。その後続きの11単語目からスタート - 手順4
50単語目で一度最初に戻り、日本語訳を理解しているか確認 - 手順5
51単語目から同じ作業をスタート!
この暗記作業を1冊何度も繰り返しました。テスト本番は「95%前後は記憶したのかな?」という感じでした。ご自身がいつも使用する暗記方法がそれぞれあると思いますが、まだ自分に合った暗記方法を確立できていない方は是非試してみてくださいね!
注意!アプリを購入した理由:聞き流すために購入はしていません
アプリを購入した理由は聞き流しをするためではありません。僕の場合は電車移動が多く、カバンから単語帳を取り出すのが面倒だと感じ購入しました。また、カフェなどでもスマフォのアプリで手軽出来るのが魅力でした。
発音を手軽に聴くことができる!ボタンひとつで目隠し機能を利用できる!という点もアプリを購入した理由です。勉強手順は「でる順パス単:実際に使用した暗記方法」と同じです。
使用した使い方2:CD付 英検準1級 文で覚える単熟語
こっちの方は、使い込んではいませんが持っておいて損はない単語帳です。CD付で長文・リスニング・単語のトレーニングをすることができます。学術的なものなどが盛り込まれて、英検準一級らしい内容となっています。ところどころ過去問からの内容も入っていますよ!
使用した感覚としては、難しいかったです。このレベルのリスニング+長文の理解ができたら、英検準一級の合格ラインにかなり近づく!もしくは合格ラインを超える!という感じです。単語・長文・リスニングを丁寧に進めていったら、英語力全体が上がっただろうな。。とつくづく思います。僕自身は、60%前後しか手を付けていません。
まとめ:英検の単語穴埋め問題は重要です
英検のリーディング問題で単語穴埋め問題は点数の稼ぎ所です。良くも悪くも、単語を暗記すれば必然的に点数が上がるセクションになります。暗記する単語の数が多いのはつらいですが、長文問題とは違った目に見えるメリットがあるのがリーディング大問1のメリット!
これから英検準一級の勉強をはじめる方や、これまで合格点に達しない方のために少しでもこの記事が参考になると幸いです。